コピー本のヒント

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  2003年6月10日UP


5月の連休にコピー本を2冊つくりました。中とじで、表紙はインクジェット・プリンターのカラー印刷です。それにあたって気がついた点を箇条書きにしておきます。一点だけ、以前に無料配布した小冊子に書いたのと重複している内容もあります。

・中とじ本の場合や、平とじでも、四面付けでコピーして化粧断ちしない場合、コピーしたとき、面付けしてはり合わせたところに線が写ってしまうことがありますよね。
 隙間があかないように注意してはりあわせ、コピーをやや薄めでとると防げますが……。どこにも隙間があかないようにするのはけっこうむずかしいものです。いや、わたしがやるとどうしても隙間があいてしまうんです。
 で、今回、一冊は隙間にホワイトを詰め、もう一冊は、ふと思いついて、プリンター用のシール紙を細長くテープのように切って、セロテープ代わりに使いました。もちろん、白いやつです。めんどうかと思ったのですが、隙間にホワイトをつめるよりかんたんでした。
 隙間にホワイトをつめようとすると、セロテープがホワイトをはじいて、やりにくいんです。シール紙は、裏紙にラインの入っているのを使って、ラインに添って切れば、意外にラクでした。サークルカットに使ったあとの余白を使ったもので、お金もかかりませんでしたしね。

・2冊のうち1冊は、表紙をはじめ光沢系のNKベルネという紙にしようとしたのですが……。インクが流れてたいへんで、一枚だけ試し刷りをしてボツにしました。
 それでも、一日たてば、ボツにした表紙が乾いていましたから、薄めの色を用いて、重ならないように時間をかけて乾かすつもりなら、NKベルネでもいけたかもしれません。
 どちらにしろ、インクジェット・プリンター用ではない光沢紙にカラー印刷するときは、黒に近い濃い色はやめたほうがいいです。

・わたしは中とじのホッチキスの使い方がヘタで、すぐ失敗するんです。それで、ふと思いついて、以前に、マンレポで読んだ方法を試してみました。ふつうのホッチキスを使って中とじする方法として、下にケシゴムを置いて、ふつうのホッチキスを広げてとじ、ケシゴムに刺さった針先を抜いて倒す……というアレです。
 めんどうかなと思ったのですが、やってみると、失敗がほとんどないので、中とじのホッチキスよりかえって早くできました。
 この方法、中とじホッチキスを持っていない人だけでなく、中とじのヘタな人にもおすすめです。

・中とじ本を化粧断ちするときは、本などの重しを乗せてしばらく置き、ぺっちゃんこにしてから切ると切りやすいです。化粧断ちしない場合でも、ぺちゃんこにしたほうが、スペースに置いたときにきれいです。


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