占いじいさんが杖をさっとひとふりすると、アカネイア大陸に着きました。今まで知りませんでしたが、占いじいさんは魔法が使えるようです。
「この大陸のことは、わしはよく知らんのじゃ。知り合いに相談してみよう」
 占いじいさんについていくと、一軒の家に入っていきます。家にいたのはチェイニーでした。事情を聞くと、チェイニーは言いました。
「独身の男ねえ。おれもいちおうあてはまるけど、種族の違いを突破する勇気はないなあ。あんただってそうだろ?」
 あなたはうなずきました。たしかに、種族の違いを越える勇気はありません。好みの問題は別にしても。
「前の戦いでいっしょだったやつで、居場所を知っていて、すぐにでも会いにいけて、いま独身で、まあまあ若くて顔もいい。そういう条件にあてはまるやつなら、ふたりいるよ」
 あなたは期待して、「紹介してください」と頼みました。すると、チェイニーがたずねました。
「焦げ茶色の髪の美青年と金髪の美青年とどっちがいい?」

焦げ茶色の髪の美青年を紹介してもらう
金髪の美青年を紹介してもらう 


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