「聖玉の王」のこれまでの話

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同人誌(自費印刷の本)にした長編小説のつづきをネットで発表するにあたって、
同人誌1〜4巻をお読みになっていない方や、読んだけどよく覚えていないという方のため、
これまでの話のかんたんな説明ページを設けました。

なるべくネタばれを避けるため、ごくかんたんな説明にとどめましたが、
やはり、まったくネタばれなしというわけにもいきませんので、
これから同人誌でこれまでの話をお読みになる予定の方は、
このページを先にお読みにならないでくださいませ。

また、ネット発表したぶんも、推敲を加えたのち同人誌にする予定ですので、
本で読みたい方はそれまでお待ちください。

1巻の冒頭部分をお読みになりたい方は、「聖玉の王1 王の捜索(冒頭部)」へ。

世界設定やキャラ紹介をお読みになりたい方は、「聖玉の王」設定へ。

では、本で読むつもりだったのに、検索サイトなどでこのページを呼び出してしまった方のため、
スペースをたくさん開けてから、「これまでの話」に入ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


1巻のサブタイトルは「王の捜索」です。

魔族との戦いが人間側の勝利に終わったのに、ホルム王国の国王グンナルが帰ってこない。あとに残されたのは、二度目の王妃グズルーンとその実子で赤ん坊のシグバルディ王子、先の王妃の娘アーストリーズ(愛称リーズ)、王の甥で養子となった王太子オーラーブ(愛称ラーブ)。

グズルーンとその兄ブーリスがラーブの命を狙っているという状況で、ラーブとリーズ、従者テイトが、グンナル王を捜すために王宮を出奔します。

都の酒場で傭兵レイヴを雇い、4人になった一行は、とりあえず通行手形を手に入れるため、ラーブの実兄バウズの館をめざします。

で、途中で魔族の一行と出会ったりとか、ラーブのもうひとりの実兄エイリークが重要キャラとして登場したりとか、レイヴの過去がちらちら出てきたりとか、いろいろあって、なんとか王を見つける(といっていいのかどうか)……という話です。

2巻「聖玉の秘密」、3巻「囚われ人」、4巻「内乱終結」は、3冊でひとまとまりの話です。

ラーブがリーズやテイトとともに実兄エイリークの館に滞在中、グンナル王が殺害され、ホルム王国はふたたび内乱の危機に……という話です。

で、波瀾万丈なことがいろいろあって、ラーブはなんとか王国の危機を切り抜けるのですが、協力してくれた魔族の少女オレインらをかばって、みずから国外追放となります。

ハウカダル島の12の王国では、魔族は全滅させるという取り決めがあるため、ホルム王国の王がそれを破るわけにはいかない。しかし、助けてくれた人を裏切れないというので、ラーブはそういう決断をするわけです。

で、ネット連載はその時点からはじまります。

なんか、ラストをこうやって書くのはちょっとつらいですね。じつは、それで、ネット連載するかどうか迷ったんです。

でも、書かないと説明できないし、話のメインは「いろいろあって」と書いた部分で、ラストで一大事がなんとかなるというのは隠すようなことでもないし……というので、書きました。


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